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マンション購入で失敗しないために!知っておきたい4つのポイントをチェック

マンションを購入したが、いざ住んでみると「こんなはずじゃなかった!」と後悔するケースがあります。
一度買ったマンションは、簡単に手放せません。
マンションの購入で失敗すると、不満を抱えたまま住み続けることになります。

今回は、マンション購入で失敗しないの4つのポイントについて解説します。
「マンション購入の失敗談」についてもご紹介しています。

遠鉄の不動産・浜松北ブロック長 影山 裕紀(かげやま ひろき)


宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、3級ファイナンシャル・プランニング技能士、ITパスポート

マンション購入で失敗!後悔した理由は?

マンション購入で後悔した理由には「ローンの支払いが苦しい」「立地や環境が悪い」などがあります。

ここでは「価格・立地・間取り・周辺環境」について、いくつかの失敗談をご紹介します。

理由①マンションの価格

マンションを購入するとき「価格」は重要なポイントです。
モデルルームを見学すると気持ちが高ぶってしまい、予算オーバーの物件を購入してしまうケースもあります。

マンション購入後は、住宅ローン以外に管理費や修繕積立金などの支払いが必要です。
しっかりと現実的な予算をたてて、無理のない価格のマンションを購入しましょう。

価格で後悔!マンション購入の失敗談

消費税増税前の駆け込み需要で焦りが……
ローンの返済額は予算オーバーでしたが「増税前に買わなければ」と焦りが勝ってしまいました。高い買い物なので、予算内で根気強く探せばよかったと後悔しています。


マンション購入後、すぐに修繕費が値上がり!
月々の出費が予想を超えて大きくなり後悔しています。ローン以外にも、管理費や修繕積立金増額の可能性を考えるべきでした。


リフォーム費用がかさんでしまった
購入後に水回りなど諸々の修繕が必要となり、予想を超える費用がかかってしまいました。

理由②マンションの立地

マンションを選ぶときは「立地」も重要なポイントです。
ライフスタイルによって、求める立地条件は異なります。
生活イメージをふくらませ、十分に検討することが大切です。

立地で後悔!マンション購入の失敗談

立地が悪く老後が心配……
建物自体に不満はありませんが、一番の後悔は「立地の悪さ」です。駅やスーパーが遠く、若いうちはいいが歳をとったら買い物難民になりそうです。


予想外の交通事情に後悔!
駅近で風致地区の低層階なので、資産価値があると思い購入しました。しかしマンションが坂道の途中にあり、2階なのに窓の前をバスが通ります。エンジンのふかし音がうるさいし、窓も開けられません。


日差しが強すぎる……
購入したマンションが西向きで、夕方の日差しがとにかくきついです。方角を確認してから買うべきだったと後悔しています。

理由③マンションの間取り

マンション購入の際、間取りで悩む人も多いでしょう。
中でも「広さ」についての不満が目立ちます。

間取りで後悔!マンション購入の失敗談

家族が増えると手狭に……
当時の収入からみて手ごろなマンションを購入しました。しかし、数年経って家族構成が変わると手狭に……。今思えば収納も少ないし、ファミリー向けではなかったかも。長く住むためには、先を見越してもう少し考えるべきでした。


立地は良いがとにかく狭い
都心にあり便利だと思い購入したマンション。生活するうちに狭さに耐えられなくなってしまいました。

理由④マンションの周辺環境

毎日生活するうえで、周辺環境はとても大切です。
しかし価格や希望エリア、その他の諸条件によりやむなく妥協した結果、後悔してしまうケースもあります。

周辺環境で後悔!マンション購入の失敗談

隣接する学校の音がすごい
中古マンションを安く買いました。実家にも近くちょうどよいと思ったものの、小学校の横なので夕方から夜にかけて部活動をする声がとてもうるさいです。週末も運動会など行事のたびに音がすごくて、今はもうマンションに住んでいません。


予想を超える駅までの道のり
いざ住んでみると、想像以上に駅が遠く坂道がきついです。エリアを限定して探していたため、選択肢が少なかったので仕方ありませんが……。

マンション購入で失敗しない4つのポイント

マンション購入の際は、抑えておきたいポイントが4つあります。

  • ローンの借り入れ額
  • マンション購入の諸費用
  • 間取りの選び方
  • 周辺環境

どれもマンション購入には欠かせない重要な項目です。
順にみていきましょう。

ローンの借り入れは返済負担率に着目

マンション購入で住宅ローンを利用するときは「返済負担率」に着目しましょう。
返済負担率とは「年収に対する年間返済額の割合」のことです。
一般的な返済負担率の目安は年収の35%以内であり、25%以内で安全圏といわれます。

返済負担率について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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マンション購入時の諸費用を計算

マンション購入時にかかる諸費用は、大きく分けて次の3種類です。

  1. 【物件にかかる諸費用】
    登記費用、仲介手数料、売買契約書の印紙代など
  2. 【住宅ローンにかかる諸費用】
    ローン保証料、融資事務手数料、金銭消費貸借契約書の印紙代、登録免許税など
  3. 【中古住宅購入後にかかる諸費用】
    不動産取得税、リフォーム費用など

マンション購入時には、税金や手数料、住宅ローンにかかる諸費用が必要です。
中古マンションを購入すると、リフォーム費用も発生します。
マンション購入時は物件価格だけではなく、諸費用を含めた資金計画が大切です。

マンション購入時の諸費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ライフスタイルの変化も想定

マンションを購入するときは、ライフスタイルの変化も想定しましょう。

今は夫婦2人でも、この先家族が増える可能性はないでしょうか?
子どもができると、子ども部屋を準備しなければなりません。
物が増えることも見越して、ある程度の収納も必要です。

少々不便な立地でも、車があるので問題ないと考えていませんか?
今は大丈夫でも歳をとったとき、日常的に利用するスーパーや駅、かかりつけの病院などが遠いと不便に感じるかもしれません。

「この先ずっと住み続ける」のか「ライフスタイルに合わせて住み替える」のか、十分に検討したうえで最適なマンションを購入しましょう。

周辺環境は入念にチェック

周辺環境は、数回現地を訪れただけでは気づかないことも多いでしょう。
「騒音が気になる」「夜間は周囲が真っ暗」「駅やスーパーまで意外と遠い」などの失敗談をよく耳にします。

現地の見学は、曜日や時間帯を変えて何度か訪れたり、スーパーや駅まで実際に歩いたりして入念にチェックしましょう。
不動産会社に、マンション周辺の環境について尋ねてもよいでしょう。

中古マンション購入で失敗しないためには

近年はリノベーションブームも手伝って、中古マンションの人気が高まっています。
中古の場合、一見きれいにみえても「隠れた瑕疵」を心配する人も多いのではないでしょうか。

中古マンションを購入の際は「ホームインスペクションを受ける」「瑕疵保険へ加入する」などでトラブルを回避できます。

ホームインスペクションを受ける

ホームインスペクションとは、専門家による建物診断のことです。
建物の基礎や外壁など「建物の構造耐力上主要な部分」に劣化がないか調査します。

ホームインスペクションの実施は、義務ではなく任意です。
しかし、ホームインスペクションについての「報告」は義務化されています。

ホームインスペクションで義務化されている項目は次のとおりです。

  • ホームインスペクションについて説明すること
  • ホームインスペクション実施済みの場合、その調査内容を報告すること
  • 「売主・買主」の双方に建物の状態を書面にて説明すること

ホームインスペクションを受けると、欠陥住宅の購入や入居後のトラブルを回避できます。
建物の状態を知ることで「修繕計画が立てやすい」「家の安全性が確認できる」などのメリットもあります。

瑕疵保険について確認する

中古物件の購入は、瑕疵保険についても確認しましょう。
瑕疵保険に加入すれば、万が一購入した中古住宅に瑕疵(欠陥)が見つかっても、保険機関が売主に代わって補修費用を負担してくれます。
保険費用の支払いは売主がおこないますが、実際の費用負担は売主と買主の間で協議します。

瑕疵保険について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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まとめ

マンションの購入は、ポイントをしっかり押さえることで失敗を防げます。

【マンション購入のポイント】

  • 「返済負担率」にてマンションの購入可能額を計算する
  • ローン以外の諸費用や管理費・修繕積立金に注意
  • ライフスタイルの変化を考慮する
  • 周辺環境のチェックは入念に

マンション購入で不安なことがあれば、信頼できる不動産会社に相談しましょう。
(執筆者:茶谷利津子)

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